第4日 〜2008.3.13(木)〜

茂原駅→大原駅

18.茂原駅16:40→17:00工業団地入口(いすみ市・いすみシャトル)500円 袖ヶ浦22か・552 日デ/富士重工
いすみシャトル代行車 代行車のサボ  今日は午後から茂原で所用があり、仕事を半日休んだ。用事も終わったし、せっかくだから少しバス旅を進めておこうと、いすみシャトルに乗っていくことにした。
 交差点でやってくる専用塗色のバスを撮ろうと構えていたのだが、時間に現れたのは観光バス。あれっと思ってフロントガラスを見ると、団体名を入れるところに「いすみシャトルバス」と書かれた紙が入っている。
 どうやら車検か何かで、代行車になったようだ。いすゞ車がほとんどの都自動車に、富士重工の車両というのもかなり珍しいことだ。これは、乗っていくしかないだろう。
 急いで乗り場に向かい、ここでもう一度写真を撮ってから乗り込む。観光タイプなので、車掌さん同乗のツーマン運転だ。常連の方からか「このバス今日で終わりなの」の声がかかる。「明日からはいつものバスになるよ」と車掌役の方が返す。
 どうやら代行運転も今日まで。ちょうどよいタイミングで乗れたようだ。普段とは違うリクライニングシートに座って、自家用車で通い慣れた道を走っていく。
 2007年12月から1年間の試行運行をしている、いすみ市の地域巡回バスに乗り継ぐため、途中の工業団地入口バス停でこのシャトルを降りた。
茂原駅前のいすみシャトル
19.工業団地入口17:10→17:29長者町駅(いすみ市・岬巡回バス)−円(乗継券) 袖ヶ浦200か・569 日デ/富士重工
工業団地の岬巡回バス 工業団地入口バス停  シャトルを降りるときに「長者町行きに乗り継ぎます」と言って、乗り継ぎ券をもらっておいた。ここ、工業団地入口は指定乗り継ぎ停留所なので、ここで乗り継ぐと次のバスは無料で乗車できる。
 夷隅町時代から走っている「いすみシャトル」と、試行運行している「いすみ市巡回バス」は、バス停の仕様もちょっと違っている。
 循環バス、巡回バスは、小湊鐵道と都自動車に運行委託されているのだが、この岬巡回バスは小湊鐵道への委託路線。余剰車両の有効活用とのことで、使われているバスのキャパシティは意外と大きい。
 工業団地入口とはいっても、工業団地はまったくできておらず、そこへの取り付け道路の一部がバス折り返し場として使われている。そこへ長者町からのバスがやってきて、行き先を長者町駅へ変えた。
 ここから乗ったのは自分だけ。結局、終点まで誰も乗ってこなかった。試行運行の路線のうち、旧大原町、岬町、夷隅町の3町を回る、市内循環バスはそれなりに利用者がいるのだが、地域巡回バスはどれも利用が伸び悩んでいるようだ。2008年11月で試行運行が終わって、本格運行に入れるのかちょっと心配な路線だ。
 自宅最寄りは、この路線の四堰バス停なのだが、今日は大原駅まで乗っておきたいので終点の長者町駅まで乗っていくことにした。
シャトルバスとの乗り継ぎ券
20.長者町駅17:43→17:59大原駅(いすみ市・市内循環バス)200円 袖ヶ浦200か・667 日野
長者町駅の市内循環バス 長者町駅バス停  長者町駅からは、市内循環バス外回りに乗っていく。循環バスは外回り、内回りとも小湊鐵道への委託路線だ。
 運行当初は着いていなかった「いすみ市民バス」のよだれかけが、この頃から着くようになった。ただ、前者に着いているというわけではなく、循環バスには比較的着いている車両が入っているようだ。
 車内に先客は1人だけ。それでも、日曜日の夕方に乗っているのだから、試行運行している価値はあるだろう。その先、国道128号線沿いにあるモストというショッピングセンターがある。その前にあるバス停からも、2人ほど乗ってきた。たしかに、自家用車がないと利用しにくいショッピングセンター。このバスの運行で、新しい利用者を発掘できればいいのだが。
 すっかり真っ暗になった大原駅前に到着した。乗っていた乗客は、みんな大原駅前まで乗り通した。

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