第5日 〜2008.3.15(土)〜

大原駅→興津駅

21.大原駅10:05→10:21小池十字路(いすみ市・大原巡回バス)200円 袖ヶ浦22か・640 いすゞ
大原駅の大原巡回バス 岩船の海岸  大原駅からいすみ市が試行運行している、大原巡回バスに乗って市域南端の小池十字路まで行く。この路線は、都自動車へ運行が委託されている。
 ということで、やってきたのは都自動車のバス。車内の運賃表には、大人200円、中学生100円、小学生以下無料と書かれた紙が貼られていて、巡回バス専用に使われているようだ。
 このバスは岩船先回りという便で、国道から外れた海沿いにある岩船地区を通ってから南端の小池へ向かう。晴れていれば、青い海が広がっていたのだろうが、それでも断崖の合間に広がる岩船地区の海岸線を久しぶりに眺めることができた。
小池十字路を出る大原巡回バス
徒歩 小池十字路バス停→御宿四ツ角バス停 約2000m
市町境のトンネル 両バス停  いすみ市と御宿町の間は、バス路線が途切れている。国道128号線の歩道を歩いていく。市町境はトンネルが続く。車道は3つ、歩道は2つのトンネルで、この市町境を越える。
 全区間歩道があるので、歩くこと自体はまったく危険はない。市町境までは上り坂で、そこを越えると下り坂になる。坂もそれほどきついものではない。坂道をほぼ登り切ると、御宿町のプレートがある。そこを過ぎて、まずは「やのねほどうトンネル」と書かれたトンネルを歩いて行く。ここはそれほどの長さはない。
 次に通るのは「とりどめほどうトンネル」と書かれたもの。ここは車道トンネル2本分の長さがあるので、けっこう長い。トンネル内の壁には、こどもたちが描いた絵がペイントされていて、歩いて退屈しないようにはなっている。地元に住んでいながら、この歩道トンネルを歩くのは初めてなので、こんな風になっていたのかと新たな発見だった。
市町境のトンネル
22.御宿四ツ角11:00→11:18勝浦駅(小湊鐵道)350円 袖ヶ浦200か・456 いすゞ/富士重工
御宿四ツ角の小湊鐵道 部原海岸  御宿の市街地、国道沿いにある御宿四ツ角バス停から勝浦駅行きのバスに乗っていく。御宿駅付近はラケット状の運行で、この停留所は勝浦方面のバスしか通らない。
 御宿町と勝浦市の境は、断崖をトンネルで抜けていく。御宿漁港を過ぎると、曲がりくねった上り坂。その途中にはカーブしたトンネルもある。トンネルを2つ抜けると、ちょっとした展望台になり、断崖が崩れて危険になったため廃業したレストランが建っている。
 そこを過ぎると、下り坂のトンネル。その下り坂の途中から、勝浦の部原海岸が見えてくる。その先も、勝浦駅まではトンネルが続く。そのうち2つほど、大型車が行き違いできないものもあり、国道とはいってもバスの運行は大変だ。
23.勝浦駅13:07→13:24興津駅(小湊鐵道)320円 袖ヶ浦200か・396 日デ/富士重工
勝浦駅の小湊鐵道 守谷海岸  勝浦の市街地で昼食をとって、再び勝浦駅へ戻って、今日は興津駅まで進めよう。土休日は、バスは興津駅まで。そこから先、勝浦市の植野地区へ行くバスは全便運休だ。
 土曜日なので、国道沿いにある塩田病院始発の興津駅行きがやってきた。すでに何人か乗客を乗せて駅前に到着した。駅前からも数人が乗り込む。
 駅前を出て交差点を右折すれば、その先はずっと国道128号線を行く。鵜原を過ぎると、バイパスではなく国道128号線の旧道に入っていく。
 そんな旧道区間に、きれいな湾になった守谷海岸がある。この海岸、熱帯魚用に海水を汲みに来るトラックもあるとか。夏場は海水浴場になるのだが、駅からもちょっと離れているし、バイパス沿いでもないので、本当に知っている人だけが来るきれいな海岸なのだとか。

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