第1日 〜2009.7.21(火)後半〜

羽咋駅→富来

6.羽咋駅16:00→16:32能登高浜(北鉄能登バス)590円 石川22き・457 三菱
羽咋駅の北陸能登バス つぎとまります  羽咋駅から、いつものローカル路線バスの乗り継ぎ旅になる。周遊きっぷのゾーン券を持っているとはいえ、それで乗れるバスは限られている。しかしながら、能登のバス代はけっこう高い。
 石川県のバス情報を発信しているもりさけてんさんから、北鉄グループの能登半島限定で使える35枚綴り回数券が、案内所の窓口で買えると教えていただいた。だいたい1万円くらい買っておけば大丈夫だろうから、100円券と200円券を買おうと案内所へ向かった。
 ちょうど窓口の方と、女性運転士さんがお話をしているところ。そこへ回数券のお願いをすると、100円券は売り切れとのこと。それなら200円券だけ買えばよかったのに、何を計算間違いしたのか「それじゃ300円券下さい」と言ってしまったのだ。9000円で10500円分の券が渡されたものの、冷静に考えれば回数券ではおつりがでない。
 まずは富来行きに乗って、志賀町の中心地の高浜まで行く。通る道は、今日午前中に定期観光バスで走った道と同じだ。ただ方向が逆なだけ。途中に猫の目というバス停がある。定期観光バスの中で、暗闇の中に2件だけ家がある集落で、その2件の光が猫の目のように見えてついた名前という説明を思い出した。
 車内の「つぎ・とまります」の表示が緑でなく青色をしていた。
横幕
7.能登高浜17:00→17:45富来駅(北鉄能登バス)740円 石川230あ・765 三菱
能登高浜の北陸能登バス 福浦に戻った観光船  能登高浜バスターミナルは、かつての北陸鉄道能登線の高浜駅跡を利用したもの。すっかりきれいになって、鉄道時代の建物は残っていないけれども、細長い敷地がかつての鉄道駅だったことを物語っているようだ。
 今日は富来まで行く。先ほどのバスに乗っていれば、富来に行くことは出来るのだが、あちらは内陸部の三明経由。どうせなら定期観光バスでも通っているけれども、海岸沿いを行きたい。そこで、高浜からは海岸沿いを行く志賀浦線に乗っていこう。先ほどの富来線は「荒屋廻り富来駅」と表示されていたが、こちらは「厳門経由富来駅」と表示されている。
 こちらも、午前中に乗った定期観光バスとほぼ同じ道を走っていく。唯一違ったのは、福浦の街中にも入っていったこと。国道から左折して海へと下っていく。するとそこに狭い道の両側に家々が建ち並ぶ福浦の街があった。
 港には、今日の営業が終わったのだろう、厳門の遊覧船が福浦に戻ってきてずらりと係留されていた。その先も大型車の離合が難しい細道が続いている。全長も長いハイデッカー車を使った定期観光バスでは、福浦の街中を通るのは難しいということがわかった。
 富来が近づくと、定期観光バスも通った海沿いの細道に入っていく。途中に生神(うるかみ)バス停があった。旧道を走ってくれたので、再び機具岩をゆっくり眺めることが出来た。富来では、道の駅とは違い、右折して集落の中に入っていく。その中にバスターミナルに相当する富来駅があった。
福良の街の狭隘路

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