都留市駅→八王子駅
177.都留市駅9:17→9:37大月駅(富士急山梨バス)460円 山梨22あ13−46 日野 | |
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都留市駅前にあるバス乗り場は、各方面への路線が出ている。路面に白線で番線が書かれていて、それぞれの乗り場毎に時刻表が掲示されている。行き先は多いものの、どれも本数は少ない。唯一まとまった本数があるのが、前回乗車した富士吉田駅との路線だけだ。 都留市駅から大月駅へのバスは、平日土曜が2本。休日は1本しかない。その、休日運休の9:15のバスに乗って、大月駅へ向かう。やってきたのは、リフト付きの前中ドアのバス。中ドアが両開きになって、リフトがついていた。 こんな本数の少ないバスだから、どうせ貸切だろうと思っていたのだが、都留市からの乗車が、自分を含めて3名あった。1名はすぐに降りてしまったけれども、もう1名は大月の街中、市役所前まで乗っていったのだから、大月市街地に用事のある人の利用があるのだろう。 車窓は、鉄橋を渡る富士急行の電車を見たり、頭上を跨ぐリニアモーターカーの実験線を見たりと、けっこう変化がある。都留市駅からは20分ほどで大月駅に到着した。 大月駅前は狭く、タクシーとバスと自家用車でごった返している。バスは乗客を降ろすと、誘導員の笛で停車位置にバックしてピタリと停まった。 |
178.大月駅10:15→10:56本町三丁目(富士急山梨バス)900円 山梨22あ13−48 日野 | |
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大月駅から上野原方面のバスも本数は少ない。平日3本、土曜1本で、休日は全便運休になる。その中で平日・土曜の1本が上野原駅行き。平日の他の2本は、上野原市街地の本町三丁目行き。今日は土曜日、唯一運転される上野原駅行きに乗っていこう。 次のバスの乗り継ぎ時間がとても厳しいので、できることなら定刻で走ってもらいたい。発車前に運転士さんにたずねると「途中工事があるので、遅れるだろう」とのこと。これは困った。かといって、他に方法はないから、後は運を天にまかせるしかないだろう。 バスは大月の市街地を抜けると、あとは国道20号線を走って行く。中央本線はトンネルが多いものの、国道20号線はカーブが連続する変わりにトンネルがない。普段、この区間を一般道で移動することはないから、これは知らなかった。桂川は谷の遙か下の方を流れているので、国道からその流れを見ることができないのは残念だ。それでも、いつもは電車で通っている鳥沢鉄橋が、きれいなエメラルドグリーンに塗られているとか、新しい発見もあった。 途中乗車が1名だけだったのと、土曜日で片側交互通行の工事区間が短かったがさいわいして、わずか定刻1分遅れで本町三丁目に到着した。 |
179.上野原11:00→11:15藤野駅(津久井神奈交バス)220円 相模22か49−48 いすゞ/富士重工 | |
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![]() 次に乗る津久井神奈交バスの相模湖駅行きは、前のバスの到着時刻と同じ10:55。すでに1分過ぎているが、ポールに待ち人もいるから、まだ来ていないのだろう。折り返し場もない、商店街の道端がバスの始発地点。来ればすぐにわかるはずだ。 定刻5分遅れで、湖24系統相模湖駅行きがやってきた。バス停には4人ほど人がいたにもかかわらず、このバスに乗ったのは自分だけだった。同じバスの待ち人だろうと思っていたのだが。危ないところだった。しかし、他の3人はどこ行きのバスを待っていたのだろうか。 バスは発車すると、高台にある上野原の市街地を行く。この市街地の停留所で4人ほど乗ってきた。今月末で廃止される1日4本の県境越えバスにしては、乗客が乗っている方ではないだろうか。しばらく行くと、山梨・神奈川の県境を越える。谷間を流れている川も、桂川から相模川に名前が変わったはずだ。道はトンネルがない変わりに、くねくねカーブが続いている。そんな急カーブの途中にあった小渕バス停から、3人ほどお客が乗ってきた。このバスは相模湖駅行きだけれども、運転本数が増える藤野駅で降りることにした。 |
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180.藤野駅15:25→15:44相模湖駅(津久井神奈交バス)220円 相模22か49−47 いすゞ/富士重工 | |
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![]() 再びワゴン車で藤野駅まで送ってもらう。ここからは、藤野駅始発の湖23系統の相模湖駅行きに乗る。運行区間が違うだけで、ここから先は先ほど乗った湖24系統もこの湖23系統も、同じ道を走っていく。 津久井神奈交バスは、テレビ番組などでも紹介されているけれども、前ドア直後の座席を取り払って、そこを売店にしている。お菓子やフィルム、傘などを売っている。少しでも買って協力をと思うのだが、食事をしたばかりで食指が動かなかった。路線バスの旅をしているのに、申し訳なく思う。 藤野駅からは、もう1人、若い男性が乗った。もしかすると、彼もバスファンなのかもしれない。運転席直後の座席に座って、前方や景色を眺めている。 国道20号線は、相変わらずくねくね曲がっている。相模川もいつしか相模湖になったようで、車窓からも湖面が見えるようになってきた。そして、道路沿いに「釣り船」の看板が目立つようになってきた。こんなところに釣り船があるとは。もちろん、海釣りではなく相模湖での釣りなのだろうけれども。 大月からずっとトンネルのなかった国道20号線だけれども、藤野町から相模湖町へ入るところでトンネルを抜けた。長さ100mほどの短いトンネルだった。 相模湖の市街地に入って、多少渋滞したものの、3分遅れただけで、相模湖駅に到着した。降りるとき、車内の銘版を見ると「いすゞ」「富士重工」「極東開発工業」の3つが貼られていた。最後の銘版は何なのだろう。前ドアが開くと、一番下のステップの一部が、さらに一段低くなるようになっていた。たぶん、この改造がその3枚目の銘版の主なのかもしれない。先ほど乗った湖24系統も同じタイプのバスだった。後ほど降車風景を撮った写真を見ると、たしかに前ドアのステップが下がっているのがわかる。(写真左下) |
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181.相模湖駅16:13→17:14八王子駅(神奈川中央交通)640円 相模22か37−76 いすゞ/富士重工 | |
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相模湖駅からは、都県境を越えて八王子駅へ行く路線に乗る。国道20号線を走って、都県境の大垂水峠を越えるバスだ。このバスも1日3本しかなく、これが今日の最終便になる。 この時間は、駅前から発車するバスが多いようで、なかなか乗り場へ横付けできない。けっきょく5分遅れて相模湖駅を発車した。乗客は私と熟年夫婦の3人。その熟年のご夫婦も会話が聞こえてくる。どうやら、わざわざこのバスに乗りにきて車窓を楽しんでおられるようだ。土曜日の夕方、普通の乗客は乗っていないのだ。 くねくねと峠の坂道を登っていく。湖側の車窓は開けて展望がきくから、それほど急勾配という印象はない。やがて、大垂水バス停を過ぎる。これは神奈川県側にあった。そして大垂水峠に差しかかると「これより東京都」の看板が下がっていた。道路も下り坂にかわった。 東京都側の京王バスが入ってくる一番奥の集落、大平バス停を過ぎて少し行くと、高尾山口駅に出る。いったん駅裏の折り返し場まで入って、それから駅前の所定の位置に停車した。駅の裏から京王線を眺めたのは、初めてだった。 予想外だったのは、高尾を過ぎて八王子の市街地に入ってからの方が、乗り降りともに多かったことだ。やがて道路も混んできて、相模湖から1時間かかって八王子駅北口に到着した。 |