第2回を始める前夜に北都交通の定期観光バス(ロープウェイコース)で登った函館山にて
本土横断のバス旅、北海道の半分は夏に乗ってしまった。それなら残り半分は冬に乗りたい。まだ、雪の北海道でのバス旅というのをしたことがないので。
かつてJR北海道最長片道きっぷの旅をするとき、知り合いに冬の北海道でできないだろうかと相談したことがあった。かえってきた答えは「やめろ。死ぬぞ。本気だ」とのこと。人がほとんど乗降しないようなバス停で、厳冬期に何時間も待ってバスに乗り継ぐなど、ぜったいやってはいけないと忠告されたのだ。
しかし、今回は最長などというような経路にこだわった旅ではない。人の比較的多いだろう、駅前や街中で乗り継ぐ行程にすれば大丈夫だろう。全部を厳冬期にせずに、まずは11月に行って予行演習とし、1月に残りを実施することにした。
とくに1月は相当寒いだろうからと、3泊とも温泉旅館(雷電、洞爺湖、登別)という、今までのバス旅にはない豪華版の行程になった。そして、11月も宿泊は石田温泉という函館市郊外の温泉に決定。本土横断バス旅も終盤になって、季節も宿も今までとは違った雰囲気の旅になりそうだ。
第 1 回
第 2 回