浜小清水駅で「DMV1号」の運行前点検をするDMV911号車
本土横断のバス旅、ゴールする納沙布岬までの行程は、できれば一番最後に乗りたかった。ところが、2007年4月から10月までの予定で、JR北海道がDMV(デュアル・モード・ビークル)の試験的営業運行をするという。
運行日は限られているし、1日3便で各便12名の定員制。実用化に向けた実験だから、来年やるとは限らない。ということで、もし予約が取れたらこれを軸に行程を考ることにした。予約開始日に電話がつながらずあきらめかけたが、意外にもインターネット申し込みであっさり予約ができた。
あとは、夏休みの日程との勝負。さすがに函館から納沙布岬までは日程的にムリ。新千歳空港から近い苫小牧駅から旅を始めることにした。
コースはいろいろ考えられるものの、本土縦断の旅以降に廃止代替バスになった、ふるさと銀河線をたどる行程を入れることにした。また、せっかく夏に行くのだから、この時期しか乗れない尾岱沼の観光船も行程に入れてみよう。さいわい雨に見舞われることもなく、おもいっきりバスや船を楽しむことができた。
行 程